会話が盛り上がる趣味・特技の伝え方
こんにちは!今回は「街コン1対1トークで会話が盛り上がる趣味・特技の伝え方」について筆者の趣味を例にご紹介します。
街コンの自己紹介で大事なのは、「いい人そう」で終わらず、相手がツッコみやすい引っかかりを残す自己紹介をすることです。
特別な経歴や派手な恋愛経験は必要ありません。
むしろ、
- 恋愛経験少なめ
- 面白いネタがない気がする
- 趣味がちょっとマニアックで言いづらい
そんな人ほど、「言い方」を整えるだけで一気に魅力が伝わります。
この記事では、
- 20代社会人
- 街コンの1対1トーク
- 誠実で話しやすい男性像を目指す
この前提で解説していきます。
目次
- 会話が盛り上がる趣味・特技の伝え方
- なぜ趣味・特技は会話を加速させるのか
- まずは選定「盛り上がる趣味・特技」の条件チェックリスト
- 自己紹介の基本構成
- 感情表現は少し盛っても良い
- マニアックな趣味は意外と強い
- ワード選びのポイント
- 伝え方フレーム
- 写真・ビジュアルの活用
- 質問やリアクションを誘発する内容を意識する
- 相手が興味なさそうなときの切り替え方
- 次につなげるアフターフォロー
- まとめ
なぜ趣味・特技は会話を加速させるのか
1. 映像が浮かぶと覚えてもらえる
「食べることが好きです。」より、
「名古屋・栄のエールカフェに行ったんですけど、建物全体にツタが絡んでいて、都会の中に急にジブリ感出てて面白かったです!」
ここまで言うと、一気に情景が浮かびます。
映像が浮かぶ自己紹介は、その後も思い出してもらいやすいです。
2. 感情があると人間味が伝わる
趣味そのものより、
- 「めちゃくちゃ楽しかったです」
- 「幸せな気持ちになりました」
- 「自分でちょっと天才かと思いました(笑)」
といったポジティブな感情が、人柄を柔らかく見せてくれます。
3. 「余白」があるからツッコミたくなる
自己紹介で全部説明しきらず、
- 聞いたことはあるけど詳しく知らない
- ちょっと面白い
- 想像がふくらむ
こういうワードを1つ残しておくと、相手は自然と「それ何ですか?」とツッコみやすくなります。
例:
- 「低温調理」
- 「24時間かけたプルドポーク」
- 「懸垂バー買ったけど最初0回」
この「余白」が、沈黙ではなく次の一言の入口になります。
ここで注意したいのが「マニアックすぎてわからない、想像がつかない」という場合があるということです。
その場合は相手が想像しやすいように少しだけ補足を入れましょう。
例:
- 60度くらいで24時間ほったらかす調理法が低温調理。それで作ったのがプルドポーク。
この場合はわかりやすいですよね。それに加えプルドポークがどんな料理なのかという質問の余地も残りますし、さらに写真を見せてプルドポークの見た目を伝えることもできます。
まずは選定「盛り上がる趣味・特技」の条件チェックリスト
街コンで使いやすい趣味の条件は、派手さではありません。
- 具体的に描写できる
「散歩」だけでなく「栄を歩いて見つけたエールカフェ」のように言える。 - 1つエピソードがある
「豚肩ロースを24時間低温調理してプルドポークにした」など。 - 感情が乗っている
「楽しかった」「幸せだった」「嬉しかった」など。 - ちょっと特徴的なワードが入る
「低温調理」「プルドポーク」「懸垂バー」など。 - 相手も想像しやすい / 真似しやすい
「それ自分もやってみたいかも」と思える要素。
「面白いネタがない」と感じる人へ
よくある勘違いが、「面白い経験がないから話せない」です。
正直、面白い体験は持っている人だけの特権ではなく、自分で作れます。
- いつもと違うカフェに行ってみる
- 気になっていたお店に1人で入ってみる
- スーパーで見つけた食材で新しい料理を試してみる
これだけでも、
「最近◯◯ってカフェ行ってみたんですけど、内装が良くて一人でテンション上がりました。」
というネタになります。
恋愛経験が少なくても、派手なイベントがなくても、自分で作ることができます。
「ネタがない人」ではなく、「まだネタを取りに行ってない人」です。
ネタは自分で作りに行きましょう。行動あるのみです。
自己紹介の基本構成
街コン1対1で使いやすい型はこれです。
「名前」+「キャッチ(趣味)」+「感情付きの近況エピソード」
例:
「初めまして〇〇です。趣味は料理なんですけど、最近低い温度でじっくり火を通すっていう低温調理にハマってまして、豚肩ロースを24時間かけてプルドポークにしたんです。ただちょっと困ったことがありまして、仕事から帰ってきたとき家じゅういい匂いで、すごく食欲をそそられるんですよね(笑)。そのプルドポークでサンドイッチを作ったらおいしすぎて幸せでした。」
この一文で伝わるのは、
- 家でちゃんと自炊をして生活している
- 手間をかけるのを楽しめる
- ポジティブな人柄
です。
自己紹介は、スペックではなく日常+感情の提示で十分武器になります。
さらにそこにユーモアを付け加えて話すことができればより親近感がわいて相手から興味を持たれやすくなります。
感情表現は少し盛っても良い
自信がない人ほど、感情を抑えがちですが、初対面の場では「ちょい盛り」ぐらいでちょうどいいです。
- 「最近料理にドハマりしてて、調理器具がどんどん増えてます(笑)」
- 「低温調理って、待ってる時間もワクワクして楽しいんですよね。」
ネガティブな感情を盛るのではなく、ポジティブな感情を盛るのがポイントです。
それだけで「この人と話したら楽しそう」と感じてもらえます。
マニアックな趣味は意外と強い
「自分の趣味はマニアックだから引かれるかも」と心配して、
無難なことしか言わない人もいますが、実は逆効果になりやすいです。
- 一般的すぎると、印象に残らない
- マニアックでも、楽しそうに話すと「この人おもしろいな」に変わる
大事なのは、
- 相手に伝わる言葉で説明すること
- 相手にも関係しそうな部分を1つ混ぜること
例:
「ちょっとマニアックなんですけど、低温調理っていう低い温度でじっくり火を入れる料理にハマってて、放っておくだけなんですけど、24時間後にトロトロになってるのが最高なんです。」
これくらい噛み砕いて話せれば、
「え、それどんな味?」「それで何を作るの?」と、ちゃんと会話のタネになります。
マニアック=マイナスではなく、説明なしで一方的に難しい話をすることがマイナスです。
相手がある程度想像でき、かつあなたが楽しそうに話せるなら、それは十分に武器です。
ワード選びのポイント
- 専門ワードだけ:伝わらない
- 解説だけ:印象に残らない
- 感情だけ:ふわっとする
なので、この3つをセットにします。
「低温調理っていう、低い温度でじっくりお肉を火通すやり方にハマってて、豚肩ロースを24時間かけてプルドポークにしたんです。柔らかすぎて、自分で天才かと思いました(笑)」
- 専門ワード:低温調理、プルドポーク
- 一言解説:低い温度でじっくり柔らかくなる
- 感情:天才かと思った(笑)
この組み合わせが、相手にとって「わかる+ちょっと気になる」状態を作ります。
伝え方フレーム
街コンで最初から質問攻めにせず、まずは30秒で自分の話を置きます。
30秒自己紹介の型
- 名前
- 趣味・何が好きか
- 具体的な1シーン(場所・行動・数字)
- ポジティブな感情
- ツッコミどころを1つ残して止める
実例(あなたのスタイル)
「初めまして〇〇です。散歩しながらおいしいお店を探すのが好きで、最近は名古屋・栄のエールカフェに行きました。建物全体にツタが絡んでいて、都会の中にいきなりジブリ感が出てて面白かったです。あとは家で低温調理にハマっていて、豚肩ロースを24時間かけてプルドポークを作ったりしてます。」
ここで一旦止めます。
その後は、相手の反応を見て少しだけ補足し、相手が興味を持って質問してきた場合でも長くて3〜4分で必ず一度パスを返すイメージです。
写真・ビジュアルの活用
スマホの写真は積極的に活用しましょう。
写真の見せ方
「最近これ作ってて、24時間かけて低温調理してからほぐしたプルドポークです。見た目は地味なんですけど、味は本当にやばいです(笑)」
たった1枚で、
- 料理のレベル感
- 生活感
- 手間をかけるタイプか
が伝わります。
カフェ好きなら
カフェが好きな人は、
- カフェの外観
- ラテやスイーツ
- 店内の雰囲気
など、「一緒にその空間を共有している感じ」の写真があると強いです。
「カフェも好きで、こういう雰囲気のところによく行きます。」
と1枚見せるだけで、相手は「この人と一緒に行ったら楽しそう」と自然にイメージできます。
見せすぎるとプレゼン感が出るので、1〜2枚で十分です。
質問やリアクションを誘発する内容を意識する
自己紹介を一方通行で終わらせないコツは、
- 数字(24時間、1回、◯回目)
- 固有名詞(エールカフェ、低温調理)
- 日常の小さな悩みやあるある(家じゅういい匂いで食欲をそそられる)
などを入れておくことです。
もし相手が食いついてくれたら、そのまま少し深めて話してOKです。
「話しすぎたかな?」と思ったタイミングで、
「僕ばっかり話しちゃいましたね。〇〇さんは何かハマっていることあります?」
と返してあげればバランスは整います。
相手が興味なさそうなときの切り替え方
反応が薄いときは、引かれたと決めつけず、軽く流します。
- 「ちょっとマニアックでしたよね、すみません(笑)。〇〇さんは料理とかされます?」
- 「しゃべりすぎましたね。〇〇さんの好きなこともぜひ聞きたいです。」
これで空気は崩れません。
謝りつつも明るくパスを出すのがポイントです。
次につなげるアフターフォロー
街コンのゴールは、
- 気持ちよく話せた状態で連絡先交換
- 余裕があれば、その場で軽い2次会に誘う
- ただし、その日のうちに身体の関係は狙わない誠実さ
このスタンスは、真面目さとしてプラスに働きます。
- 「さっき話したプルドポークの写真、あとで送りたいので、よかったら連絡先交換しませんか?」
- 「栄とかカフェ好きなら、今度行ってみたいところがあるので一緒に行ってみませんか?」
無理をせず、次につながる小さな口実+誠実な態度だけで十分です。
まとめ
- 面白い話は「勝手に降ってくるもの」ではなく、自分で小さく作れるものです。
- マニアックな趣味も、噛み砕いて楽しそうに話せば立派な魅力になります。
- 「名前+趣味+具体+感情+余白」という形で話せば、派手な経歴がなくても会話はちゃんと盛り上がります。
このラインを押さえておけば、あなたの実例だけで、十分に戦えるどころか「話してみたい人」側に立てます。


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